2014/7/24 夏のいきもの観察会

  7月24日、緑のまぶしい夏の日、お子様から大人まで沢山の人にお集まり頂きました。当日は、松本武洋和光市長や井上わたる埼玉県議会議員もご参会くださいました。


 アグリパークにあるビオトープは、少し前まで生き物の少ない所でした。


 しかし、2006年からビオトープ管理士をはじめとする多くの皆様のご協力により、調査・整備・管理が行われ、今では沢山の生き物達が暮らすことのできるようになりました。

 このビオトープで暮らす生き物たちを観察してみましょう。


 「人と自然の研究所」ビオトープ管理士である安倍拓也氏と一緒に、メダカやトンボや蝶を見つけます。子どもたちからも歓声があがり、楽しい時間はあっという間に過ぎました。    


 安倍拓也氏は、「アグリパークのビオトープではシオカラトンボ、キイトトンボ、クロスジギンヤンマなどトンボだけでも多くの種類が住んでいます。トンボは種によって好む環境が違うので、多くの種類のトンボが見られると言うことは、それだけ多様な環境がこのビオトープにあることを伝えてくれているのですね。


 植物が成長しすぎて水面を覆い上空を飛ぶトンボから水面が見えなくなってしまったり、成長の早い植物が優占して多様性が失われることもあるので、ビオトープは生きものの気持ちになって維持管理作業をし続けることが大切なんですよ。」とおっしゃっていました。


 これからも沢山の生き物のいるビオトープを守り続け、自然豊かなアグリパークにしていきたいと思いました。